もしあなたに部下が一人でもいるのであれば、あなたは立派な “上司 ”である。あなたはその上司の仕事の上で何が大切だとお考えだろうか?
その昔、ケンピンスキーの代表を務めていたレト・ウィットワー氏のインタビューをした時、彼が非常に印象的な話をしたのを覚えている。「われわれホテリエは若い時に自分なりに精一杯頑張って仕事をし、次のポジションを狙う毎日を過ごしていた。そして、それを誰かが見ていて引き上げてくれたからこそ今の自分がある。また、自身が総支配人や社長になったのであれば、スタッフたちを良く観察し、見出し、成長のサポートをすることが今度は自分の仕事となる。一人でも多くの次世代の人材の育成。それこそが上司であるマネジメントの仕事だ」と。
2024年3月号 FROM THE PUBLISHER 太田 進
FROM THE PUBLISHER 太田 進 “上司 ”の役割
【月刊HOTERES 2024年03月号】
2024年03月14日(木)