ホテルで働くことの素晴らしさを観光立国日本のメイド・イン・ジャパンのホテルとして伝えていく
2023年 4月 1日、帝国ホテル 東京の第 14代総支配人が誕生した。パンデミックがようやく収束に向かい始め、コロナ禍でどん底の苦しみを経験したホテル業界にも希望の光が見えてきたこのタイミングで、観光立国を標榜する日本のリーダー的存在と言える帝国ホテル東京の次なるステージの舵取りを任された八島和彦氏。コロナ禍によって受けたダメージからの復活と 2024年から始まる大規模な再開発に向けた取り組みについて、新総支配人はどのように考えているのだろうか。1890年から続く長い歴史を積み重ね、2040年に迎える 150周年に向けて力強く歩みを進める帝国ホテル 東京が描く観光業界、ホテル業界の未来について、八島氏にインタビューした。
株式会社帝国ホテル
取締役 執行役員 東京総支配人
八島 和彦 氏
1971年 7月20日生まれ。神奈川県藤沢市出身。94年 3月慶應義塾大学商学部卒業。94年4月(株)帝国ホテル入社。2006年 9月営業部営業二課ニューヨーク案内所支配人。11年 7月営業部営業二課支配人。13年 4月宿泊部客室予約課課長。16年 4月(公社)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会出向。21年 10月企画部次長。22年 4月帝国ホテル東京副総支配人兼ホテル事業統括部長。23年 4月執行役員東京総支配人。23年 6月取締役執行役員 東京総支配人に就任