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第7回 木村滋久のNZワイナリー日記 

第7回「キムラセラーズヒストリー その2 —実行—」

2015年10月09日(金)
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語学学校での風景

ワインを学ぶため、英語を学ぶ
 
 今回は、私がニュージーランド(以下NZ)に渡ってからのお話です。NZ やオーストラリアの大学は「卒業は困難だが入学は容易」と言われ、現地の人は書類審査のみで入学できます。しかし英語を母国語としない人たちには、英語の熟練度をはかるIELTS (アイエルツ)という試験が課せられ、必須スコアの取得が求められます。
 
そのスコアに達していない場合、学校側が「その英語力では授業の内容が理解できない」とみなし、入学を許可してくれないのです。学生時代から勉強が苦手だった私の英語力は、当時かなり乏しいもので、大学入学の必須スコアをクリアするため、初年度は語学学校に通いながら朝から晩まで英語漬けの日々を送ることを余儀なくされました。

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