俗人化からの脱却で仕事は停滞感を解消し、業務効率化を実現
228号では物流部門の業務効率アップの取り組み、前編を紹介させていただいた。229号はその後編である。前編では、ちゃんとやろう、で乗り切ろうとしたが、ちゃんとやることでは問題は解決していかない。この現実への向き合い方を変えることで解決への糸口が見えてきたと触れた。「ちゃんとやればできる」ではなく「なくす」「束ねる」「散らす」作戦での問題解決である。
岡村衡一郎
(おかむら・こういちろう)
1971 年生まれ。亜細亜大学卒。(株)船井総合研究所を経て、2004 年(株)スコラ・コンサルト入社。120 社を超える企業変革を支える。「会社が変わるとは何か」、「人がイキイキ働くには何が必要なのか」を考え続け、「一品」という変革コンセプトを発見、体系化する。支援先の起源や今あるリソースを足場に、「あるもの」から「ないもの」を生み出す一品イノベーションに多くの経営者ファンを持つ。変わるためのテコをあぶりだす「経営者オフサイト」、「『一品』で会社が変わるワークショップ」を主催。著書に『一品で会社を変える』(東洋経済新報社)、『30 代でチームのリーダーになったら最初に読む本』(同社)など
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