昨年、創業85 周年を迎えたリーガロイヤルホテル。記念すべき年は新型コロナウイルスの影響により大変な一年となったが、ホテルにとっては気付きや取り組みの多かった年でもあったようだ。そしてその取り組みは、今後訪れる関西での大きなビジネスに伴う需要を見据えたアクティブなものである。関西の老舗はアフターコロナの時代をどのような姿勢で迎えるのか。総支配人を務める荻田氏に聞いた。
※本記事は3 月15 日に取材、3 月30 日まで情報の更新を行なったものになります
荻田 勝紀 氏
(Katsunori Ogita)
1989 年(株)ロイヤルホテル入社。リーガロイヤルホテルのレストラン部門などで経験を重ねた後、ホテル製品事業部、企画開発部門などでホテルのブランディングにも携わり、トレンドを創出する先駆的事業を展開。2002 年にはホテル製品PB 事業に携わり、“ ホテイチ” ブームを巻き起こす。その後、リーガロイヤルホテル京都で総支配人を務め、海外からの宿泊ゲストを取り込むなど、積極的なマーケット戦略を推進。19 年6 月、取締役執行役員を経て、8 月から現職に。