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毛利愼の外食エンターテインメント! Vol.13

㈱ワンダーテーブルがデリバリー事業強化でバーチャルレストランをオープン!

2021年03月22日(月)
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単品からフルコースまでシチュエーションに合わせた注文が出来るようになっている
単品からフルコースまでシチュエーションに合わせた注文が出来るようになっている

㈱ワンダーテーブルがコロナ禍で着手したデリバリー商品事業を強化すべく、バーチャルレストランを3月29日オープンする。既存のデリバリー商品は各店舗で提供されるメニューをテイクアウト仕様に用意するスタイルだったが、バーチャルレストランでは店舗ではオンメニューしないデリバリー特化商品を提供していく。バーチャルレストラン第一弾として登場するのは伊達鶏のローストチキンと野菜料理をメインとする「ローストチキンハウス」だ。第一弾にローストチキンが選ばれた理由は2015年前後より百貨店での催事出店やテイクアウト販売で人気が高かったことに加え、昨春からの生活様式の変化に伴い自宅で出来立てのローストチキンを食べたいというお客さまの要望が高かった点があったという。食材の産地や鮮度にもこだわり、食への意識と経験値が高いお客さまのニーズにも適うクオリティーでの提供体制を整えてのスタートだ。プラットフォームにはよなよなエール公式ビアレストランとして人気の「YONA YONA BEER WORKS」6店舗(3月29日は赤坂店と新虎通り店を、 4月より神田店、 吉祥寺店、 新宿東口店、 恵比寿東口店を随時オープン)を使う。同社では今回の取り組みでノウハウを構築し、他ブランドでの展開も視野に入れている。さらに現状では「Uber Eats」をメインにデリバリーを行っているが、近い将来、複数のデリバリー業者から入る注文を一元管理できる仕組みを構築し注文を効率よく管理することで市場拡大も狙っていく。同社は今回の「ローストチキンハウス」に加え、「ロウリーズ」や「バルバッコア」などハレの場を盛り上げる“ご馳走業態”に定評がある。今後それらのブランドも含めバーチャルレストラン事業が広がることで、新たな生活様式の食卓に華やかさを演出するだけでなく、デリバリー商品から新たな“店舗”ファンを生むポジティブサイクルが出来ることで店舗事業への導線につながる可能性も高い。コロナ禍でデリバリー事業に新たに参入した事業者は多いが、伸び悩みについての声も多く聞く。その中で事業強化に着手した㈱ワンダーテーブルの挑戦に今後も注目していきたい。

ワンダーテーブル
https://wondertable.com/
 

ローストチキンには阿武隈山系で育った福島県産の伊達鶏を使用。沖縄県産塩に香りや食感に拘ったブラックペッパー、14種類のオリジナルブレンドスパイスでじっくりマリネしてから焼き上げるなど店舗のクオリティに負けない美味しさを実現している
ローストチキンには阿武隈山系で育った福島県産の伊達鶏を使用。沖縄県産塩に香りや食感に拘ったブラックペッパー、14種類のオリジナルブレンドスパイスでじっくりマリネしてから焼き上げるなど店舗のクオリティに負けない美味しさを実現している
茨城産ベビーリーフをベースにして旬野菜を使用したシーズナルサラダは単品でも十分食べ応えのあるボリュームだ。オリジナルの醤油とたまねぎをベースにした自家製ドレッシングも魅力だ
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デザートメニューのプリン。デリバリーとはいえ、妥協のない本格的な味わいで提供する
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キッズメニューも用意されており、平日の食卓から誕生日会やBBQなどにも活用できるのが嬉しい
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2008年の開業から安定の人気を誇る「ローストチキンハウス丸の内店」。バーチャルレストランの誕生は新たな「ローストチキンハウス」の魅力を味わえることから既存のお客さまにも嬉しいニュースだ
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商品調理のプラットフォームとして選ばれた「YONA YONA BEER WORKS」。まだまだ先が見えないwithコロナにおいて運営店舗の有効活用は経営判断においても重要課題だ
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