「nippi cafe ginza」はカフェとしてだけでなく、企業クレドである「コラーゲンを通じて上質なくらしを提供する」をモットーにビューティやヘルシーはもちろんのこと、アート・カルチャー・ファッション・ミュージック等ライフスタイル全般を発信するアトリエとしても機能させていくという
コラーゲン原料国内シェアNo.1を誇るコラーゲンメーカーの㈱ニッピコラーゲン化粧品が新規事業として銀座に「nippi cafe ginza」を開業した。ビールとワイン以外の全メニューに同社の人気商品、純度100%の「ニッピコラーゲン100」が使われている美容食カフェだ。ちなみに同社では一口にコラーゲンといっても商品ごとに原料由来を変えており、内服によるコラーゲン吸収を目的とした「ニッピコラーゲン100」は牛皮由来で作られている。理由はもっともコラーゲン臭を抑えて素材加工できる、無味無臭を実現した商品化が可能だからだそうだ。それゆえ、和食メニューの多くオンリストする同店だが、すべての料理に素材として「ニッピコラーゲン100」を使えるのだという。今回のオープンに際しては北千住で人気の古民家カフェを展開する「わかば堂」とコラボレーションしており、メニュー開発も「わかば堂」が手掛けた。これまでにも化粧品会社がレストランやカフェといった飲食店事業に進出した例は多くある。しかしここまで自社商材を全面に出し、さらに徹底的に活用した特化型フードを料理としてのクオリティを伴い提供した事例はほかにあまり類を見ない。さらにアフターコロナに求められる戦略としてよく謳われる“徹底的な特化”という意味でいち早く時代のニーズを適えた店舗だともいえる。同社では主たる購入層である50~70代のお客さまから今後、さらなる認知及び市場拡大を目指す30~40代のお客さまにも“美と美味しさ”を楽しんでもらえる店舗として同カフェを育て、さらなるロケーションでの展開を目指していきたいという。非常に興味深いビジネスモデルとしてぜひ注目されたい。
nippi cafe ginza
https://www.nip-col.jp/ext/info/cafe/