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2021年2月26日号 トップインタビュー オークウッド ディレクター・オブ・オペレーションズ(日本・韓国) オークウッドスイーツ横浜 総支配人 クリスチャン・ボーダー 氏

トップインタビュー オークウッド ディレクター・オブ・オペレーションズ(日本・韓国) オークウッドスイーツ横浜 総支配人 クリスチャン・ボーダー 氏

【月刊HOTERES 2021年02月号】
2021年02月25日(木)
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オークウッド日本初「オークウッドスイーツ」ブランド

---開業おめでとうございます。まずはオークウッドスイーツ横浜の特徴について教えてください。

 オークウッドは、主に「プレミア」、「スイーツ」、「レジデンス」「アパートメント」、「スタジオ」と新しく出来た「アンリミテッド・コレクション」の6 つのプロダクトを展開しています。
 オークウッドスイーツ横浜は横浜市の中心部、馬車道駅直結の「横浜北仲ノット」内の高層レジデンシャル・タワー「ザ・タワー横浜北仲」の46 階から51 階に開業しました。

 横浜市内で最高層・最大規模のレジデンスビルの上層階を占めるオークウッドスイーツ横浜は、みなとみらい地区に隣接しており、ベイフロントの魅力を感じていただけるプロパティです。

 平均35㎡のスタジオと1 ベッドルームスイートから3 ベッドルームスイートを含む全175 室の客室には、家具・家電、食器と調理器具を含むフルキッチン、冷蔵庫、そして洗濯乾燥機が完備されており、どのお部屋のバルコニーからも横浜の街並みや横浜湾などパノラマビューがお楽しみいただけます。また、馬車道駅に直結しており、横浜駅やみなとみらい、山下公園ほか、観光名所へのアクセスがとても良いです。

---付帯施設についてもお教えいただけますでしょうか?

 オークウッドスイーツ横浜の46 階には24 時間のフィットネスセンターとレジデンツラウンジがあります。同階には(株)グラナダ様が運営する「THE YOKOHAMABAY」があり、朝食からランチ、夜はバーとして営業しております。また、階下には高級スーパーマーケット「リンコス」や複数の飲食店、さらにはライブレストラン「ビルボードライブ横浜」もあり、滞在をより快適にできるさまざまなものがそろっています。

 

短期から長期滞在まで幅広いニーズに対応

---滞在においては施設内で必要なものがそろう利便性は大きな強みですね。

 私自身ここの施設をよく利用しますが、スーパーの品揃えも大変良く、価格帯もリーゾナブルで、質の高い飲食店もそろっており、快適な滞在環境が整っていると感じます。

---開業直後ですが、オークウッドスイーツ横浜にはどのようなゲストがいらっしゃっているのでしょうか?

 個人旅行者からファミリー、小さなグループまで、また旅行目的もレジャーからビジネス旅行者まで幅広い方にお越しいただいています。また、サービスアパートメントとして横浜の企業様からの長期契約、さらに海外から転勤されてきた方の滞在などのご利用もあります。オークウッドスイーツ横浜はホテルライセンスも所有していますが、本来のサービスアパートメントとしての機能を充実させていることもあり、短期滞在としていらっしゃったお客さまが長期滞在に変更されるケースもあります。

---コロナ渦中での開業でしたが、開業後の予約状況はいかがでしたか?

 開業直後はGo To トラベルのおかげもあり平均稼働率は80%後半で推移しました。現在は緊急事態宣言も延長されたため、短期滞在のお客様は減少の傾向にありますが、サービスアパートメント特有の長期滞在のお客さまは伸びております。いかなる状況の中でも、このプロパティには十分なポテンシャルがあると感じています。

---好調ですね。そこには何か戦略があったのでしょうか?

 デジタルマーケティングとセールス、二つの努力の成果だと考えています。
デジタルマーケティングにおいてはシンガポールのデジタルチームと連携をし、国内だけでなく世界にもプロモーションを行ないました。例えばオープニングイベントはコロナの影響もあり人数制限があったため、限られたお客さましかお招きできませんでしたが、Facebook Live を通して開業セレモニーを生中継して国内外に発信をすることができました。
また、セールスの面では東京のセールスチームが法人営業や、リロケーション企業へのアプローチも積極的に行ない、それが成果に結びつきました。

---料飲施設は施設内の外部のレストランとの提携なのですね。

 オークウッドはサービスレジデンスとして、長期滞在のニーズがある施設ですので全てのゲストルームにはフルキッチンがあり、先ほどもお話しをしました通り、食材も1 階で買うことができます。もちろん、レストランでのご朝食をご希望のお客様にはThe Yokohama Bay をご提案できます。このように利便性と経営効率を兼ね備えたコンセプトがオークウッドなのです。

---新たに開発されたエリアに開業したオークウッドスイーツ横浜ですが、競合となるホテルはどこになるのでしょうか?

 やはり近隣のみなとみらいエリアのホテル、横浜港エリアのハイクラスホテルが競合になると見ています。駅直結でさまざまな観光地に行くのに高い利便性があるのは強みです。

 

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