ログイン
検索
  • TOP  > 
  • 記事一覧  > 
  • 2020年12月4日号 サービス・イノベーション-Part2~現場と本部が一体で進めるイノベーション~
2020年12月4日号 サービス・イノベーション-Part2~現場と本部が一体で進めるイノベーション~

202 当事者になるための後押し

【月刊HOTERES 2020年12月号】
2020年12月03日(木)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

仕事の先にある成果を求めることがサービスの品質を高める

 先日、ある駅前のホテルA に宿泊をさせていただいた。車止めに救急車が止まっていたので、「何があったのですか」とフロントスタッフに聞いてみた。すると「私には分かりかねます」との回答。正直な受け答えだとも言えるが、この時期に、救急車を横目にチェックインする人にとって、気にならないはずもない。

駅が近くて部屋も広め。しつらいもなかなかという理由で、30泊以上している。チェックイン時に毎回感じるのは、フロントスタッフとホテルの業績向上のリンケージの薄さだ。原因は、システムの問題かもしれないし、それ以外の問題かもしれない。たまに生き生きと働くスタッフも見かけるが、ごく少数派である。

 

Profile
岡村衡一郎
(おかむら・こういちろう)

1971 年生まれ。亜細亜大学卒。(株)船井総合研究所を経て、2004 年(株)スコラ・コンサルト入社。120 社を超える企業変革を支える。「会社が変わるとは何か」、「人がイキイキ働くには何が必要なのか」を考え続け、「一品」という変革コンセプトを発見、体系化する。支援先の起源や今あるリソースを足場に、「あるもの」から「ないもの」を生み出す一品イノベーションに多くの経営者ファンを持つ。変わるためのテコをあぶりだす「経営者オフサイト」、「『一品』で会社が変わるワークショップ」を主催。著書に『一品で会社を変える』(東洋経済新報社)、『30 代でチームのリーダーになったら最初に読む本』(同社)など

ご意見・ご質問お待ちしております
okamura-kouichiro@scholar.co.jp

月刊HOTERES[ホテレス]最新号
2024年12月15日号
2024年12月15日号
本体6,600円(税込)
【特集】本誌独自調査 全国ホテルオープン情報
【TOP RUNNER】
スタジアムシティホテル長崎(株)リージョナルクリエーション…

■業界人必読ニュース

■アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヶ月
CLOSE