宿泊業25(前年比23件増)、飲食業80(前年比18件増)
東京商工リサーチによる2020 年4月の「倒産月報」が5 月13 日に発表。全国の企業倒産件数は743 件(前年同月比15.19% 増)、負債総額が1449億9000 万円(同35.61% 増)となった。
倒産件数は2019 年9 月から8 カ月連続で前年同月を上回った。また、増加率は2019 年12 月から5 カ月連続で10% 超が続いている。4 月としては2014 年以来、6 年ぶりに前年同月を上回り、件数も700 件台にのせた。ただ、バブル末期の1991 年以降の30 年間では、2016 年(695 件)に次いで、5 番目に低い水準。
地区別では全国9 地区のうち、関東を除く8 地区で増加。東北(前年同月比121.0% 増)、北海道、北陸、中部、中国(同50% 以上増)で大幅に増加。都道府県別では、増加が3カ月ぶりに30 を超え、8 カ月連続で増加が減少を上回った。
産業別では、10 産業のうち、農・林・漁・鉱業、建設業を除く、8 産業で増加した。4 月の「新型コロナウイルス」関連は倒産が71 件。
また、4 月度の「人手不足」関連倒産が45 件(前年同月26 件)、うち「後継者難」が37 件(同15 件)。
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