アンダーズ 東京 AO スパアンドクラブ スパディレクター レイチェル マクロリー氏
株式会社ザ・デイ・スパ 代表取締役 河﨑 多恵氏
ホテル・旅館のスパ経営における明暗の差が顕著になる中、長年スパの企画・運営に携わってきたザ・デイ・スパの河﨑多恵社長とともにスパ成功の秘訣を探る短期集中連載。シリーズ第10 回は昨年6 月、東京都港区に開業したアンダーズ 東京の「AO(アオ)スパ & クラブ」が登場。米国出身のスパディレクター、レイチェル マクロリー氏が構築したスパコンセプトと粧材のマッチング、スパビジネスの方向性について伺った。
日本のスパをリードする
最先端のトリートメント
とても開放的な空間が広がるスパですが、はじめに施設の概要を教えてください。
レイチェル AO(アオ)スパ & クラブは37 階の高層階にあって、レセプションエリアに足を踏み入れると青空と皇居を望む素晴らしい眺望が目の前に広がるロケーションが魅力です。施設全体は1350㎡の広さを誇るスペースに、20m のスイミングプール、都心では珍しい炭酸泉プールやバーデプール、最新のフィットネスマシンを導入したジム、そして5 室のトリートメントルームがレイアウトされています。すべてのトリートメントルームには、プライベートシャワーとトイレを備えています。