価格面でもホテルの進化を後押しできる、
最適なパッケージとして訴求していく
お客さまに向けたサービスに限らず、ホテルのシステムとタブレットを連携させることで、「イータブ・プラス」はホテルスタッフのオペレーションをサポートするツールとしても使うことができる。チェックアウト後には客室清掃のスタッフ向けの機能として、タブレットが清掃管理モードに切り替わる。この画面についてはWEB 上で動作するため、ホテルのバックヤードのPC などから現在の客室清掃の状況をリアルタイムに確認することもできる。
アッパーカテゴリーのホテルを中心に、照明やカーテン、エアコンなどを制御するIoT によるおもてなしの追求が始まっている中、その導入の検討にあたってどうしても価格という課題が出てくることになる。「導入はしたいが、価格的に難しい」という悩みを多くのホテルが抱えているが、今回のパッケージはその悩みを少しでも解消し、導入を後押しできるよう努めている。
「私たちのパッケージはIoT によるおもてなしの導入を検討しているホテルにとって最適な仕組みであると自負しています」と太田氏は言う。
人々がスマートフォンという個の端末を持って世界中を旅する時代において、スマートフォンで普段楽しんでいるコンテンツを客室でも楽しめる環境を整えることはホテルにとって重要なポイントだ。お客さまが楽しみたいコンテンツを、「イータブ・プラス×ブラビア」によってさらに一歩進んだ環境で楽しんでいただける客室の創造は、ホテルのファンづくりにつながる貴重な要素となるだろう。
㈱ミライト「ee-TaB*(イータブ・プラス)」 × ソニーマーケティング㈱「BRAVIA(ブラビア)」
4K ブラビアによる最先端のおもてなしをタブレット端末による操作でIoTを実現
【月刊HOTERES 2019年07月号】
2019年07月26日(金)