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  • 北村剛史  新しい視点 「ホテルの価値」向上理論  ホテルのシステム思考  第358回 『ブティックホテルの特徴と要件』
第358回 北村剛史  新しい視点 「ホテルの価値」向上理論  ホテルのシステム思考 

第358回 『ブティックホテルの特徴と要件』

【月刊HOTERES 2019年06月号】
2019年06月28日(金)
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Profile
北村剛史
Takeshi Kitamura

㈱日本ホテルアプレイザル 取締役
㈱サクラクオリティマネジメント 代表取締役社長
(一社)観光品質認証協会 統括理事
不動産鑑定士、MAI (米国不動産鑑定士)、FRICS(英国ロイヤル・チャータード・サベイヤーズ協会フェロー)、CRE(米国不動産カウンセラー)
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属システムデザイン・マネジメント研究所研究員。ホテル・旅館の不動産鑑定評価会社である㈱日本ホテルアプレイザルの取締役。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科では「ホテル・旅館の人格性、パーソナリティー」をテーマに研究活動に従事

 
 今回は、「ブティックホテル」というホテルカテゴリーについて、その収益性および資産価値という側面の両方からその特徴および成立要件について考えてみたいと思います。
まずは収益性についてです。ブティックホテルとは、ホテルごとにオーナーのこだわりを追求した結果であるブランドイメージを高度にハードウェアおよびサービスに取り込み、滞在体験を徹底してコーディネートできるよう客室規模も小規模であるホテルとして1990 年以降世界的に広がりを見せているホテルカテゴリーです。
独創的でこだわりぬいたデザインと個性的でクリエイティブな客室等に共感する顧客層をターゲットに高い収益性を確保するホテルが増えています。
 

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