福永 親会社のバルビバーニはまさに飲食業界をけん引する企業として2015 年にマザーズに上場し、今もなお子会社含めて日本の飲食業界の在り方を変えるべく挑戦をし続けています。
社長はもちろんのこと、働くスタッフの皆さまが、生き生きと働いていらっしゃいますね。初めに飲食業界に一歩踏み出した経緯をお聞かせいただけますでしょうか。
原 私は高校卒業後、サラリーマンを5年以上経験してきましたが、そこには休みを楽しみにしている自分がいました。
そんなときに好きなコトを遊びでも仕事でもなく、好きなコトに全力で取り組んでいるプロを見て気づかされ、私自身人が好きであることから多くの人たちとコミュニケーションが取れる空間を生み出したいと思い旅に出ました。
そこでの海外で出逢った公園が凄く印象に残っています。
夜中に公園に行った時でした。
そこには自由に寝転がって本を読んでいる人や運動をしている人、カップルで楽しんでいる人、お酒を楽しんでいる人などさまざまであり、それぞれに自分の時間を自由に楽しんでいました。
そんな公園のような空間ができたらどんなに楽しいだろうと思ったのがキッカケで飲食店でそんな空間を生み出したいと思い出逢ったのがバルニバービでした。
バルビバーニにはルールやマニュアル、年齢や経験に関係なく個性を大切にしてくれた環境がありました。
この環境があったからこそ、未経験の私でも子会社の代表という立場になれたのだと思います。
第160 回
㈱トゥーコンパス 原 世一 氏 × ㈱フェイス 福永 有利子 氏
Wプロフェッショナルズ 第160 回 フラット組織でスタッフもお客さまも笑顔であふれた飲食店目指す
【月刊HOTERES 2019年04月号】
2019年04月12日(金)