前号では名古屋発の「ひつまぶし備長」(社長鈴木博氏)が創業26 年で東京、福岡、大阪に計12 店舗を展開し、いずれも超有名ビルの飲食店フロアでトップクラスの売り上げを誇っているという話を書いた。今回は鈴木社長の今後の経営戦略を紹介する。
「順調にいってはいますが、やはりチャレンジは必要と思っています。それで昨年、思い切って銀座三越店でこれまでとは違う店づくりをしました。設計者を変え、デザインもこれまでにないもの。それに超高級の輪島塗の食器を思い切って使うなどしました。食器がワンセットで100 万円なんてふつうあり得ないでしょう。徹底した高級志向です。客単価は6000 円前後とこれまでより2000 円アップ。評判はいいようです」と鈴木社長。
本誌 松沢良治
ニュースな話&人物クローズアップ ひつまぶし備長の快進撃②
【月刊HOTERES 2019年03月号】
2019年03月15日(金)