左から株式会社インテグリティサポート 代表取締役社長 桐明幸弘 氏、 ネクストステージ・コンサルティング 代表 大山美和 氏
日本の旅館業の再生と事業承継のために、ある一定の地域において複数の旅館同士が連携して「地域一体再生」の実現を提唱する連載の第18 回です。
前回は、複数の旅館が共同で設立した統括経営会社が地域一体で経済を活性化させる可能性について検証してみました。今回は、その統括経営会社との業務委託契約のなかで、各旅館がどのような役割を演じ、どのような運営を行なうことが当該地域における旅館業の活性化に役立つことができるのかを考察してみます。