スカイラウンジ 「コンパスローズ」
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川井田 里菜
Rina Kawaida
2014年ウェスティンホテル東京入社。研修を経てエグゼクティブバー「ザ・バー」に配属され、バーテンダーとしてのキャリアをスタートさせる。
16年には2年目にしてシガーとカクテルのコンペティションに出場。18年よりスカイラウンジ「 コンパスローズ」勤務。同年にもヨコハマ カクテルコンペティションに出場するなど、持ち前のチャレンジ精神でスキルアップに励んでいる。
「住みたい街」ランキングでは常に上位にあり、代官山や渋谷、麻布とも至近の大人の街。
そんなイメージの東京・恵比寿は、1800年代後半には貨物駅「恵比寿停留所」が、1900年代に入り旅客駅が開設され、そのころから地名として認知されている。
94年に開業した恵比寿ガーデンプレイスは、オフィスや百貨店、美術館や飲食店が集積する今日のこの地のランドマークである。
その一角のウェスティンホテル東京は今年で開業25周年を迎える、恵比寿のもてなしのランドマークだ。
エントランスフロアのエグゼクティブバー「ザ・バー」が重厚さと存在感を放つ一方、22階のスカイラウンジ「 コンパスローズ」はカウンターからの眺望やカクテルが幅広い層に人気だ。
100種類ほどのジンもそろうこのバーで、バーテンダーの川井田里菜氏はジャパニーズクラフトジン ROKUGINを選んだ。
「ROKU GINは、素材から日本の四季が表現されているジンです。一杯で四季を感じていただけるようなカクテルになれば、外国人のお客さまにも楽しんでいただけると思いました」
桜の葉と花、煎茶と玉露、柚子と山椒の六つのボタニカルを、川井田氏はビジュアルでも表現した。柚子のピールを桜の花にかたどり、山椒のアクセントがカクテルとしての奥行きをもたらす。
プロフェッショナルのために開発されたプレミアムシロップ「わつなぎ 抹茶」から伝わる日本茶の甘みと渋み。川井田氏が「心地よく抜けていく」と表現する風味は、和糖にこだわることで体現された柔らかさにある。シロップとしてのクオリティーはもちろん、その名のとおり素材と素材をつないでくれる存在だ。
学生時代にホテル業界に魅せられ、入社後の配属でバーの魅力に引き寄せられた。カクテルコンペティションに積極的に出場して場数を重ねる一方、スピリッツに関する認定試験にも合格した。
「海外でも活躍できるバーテンダーになるのが目標です」
未来を見据えるその視線はまっすぐで力強い。あふれんばかりのチャレンジ精神によって、川井田氏自身が磨かれ、これからさらにたくさんのカクテルを、ゲストとともに生み出していくのだろう。
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レシピ
カクテル名「花扇」 1600円(税・サ別)
・ジャパニーズクラフトジン ROKU GIN 25㎖
https://www.suntory.co.jp/wnb/rokugin
・ヘルメス グリーンティー 15㎖
https://bit.ly/2TrubR5
・わつなぎ 抹茶 10㎖
https://pro.suntory.co.jp/watsunagi
・伊右衛門 20㎖
https://www.suntory.co.jp/softdrink/iyemon
・山椒 1tsp
柚子のピールを吹きかけ、桜をかたどった柚子の皮を数個表面に浮かべ、一片はグラスの縁に飾る
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