㈱フェイス 代表取締役 福永 有利子 氏
LUPINUS㈱/プレジール㈱ 代表取締役 菅原 信治 氏
“世界一のサプライズ企業”を目指してITシステムとフルーツブーケの販売を手掛けているのが菅原信治社長だ。26 歳で起業し、IT システム事業は今年で10 年目、フルーツブーケは4 年目を迎える。IT とフルーツブーケ、ユニークな組み合わせであるが、共通しているのはともに“サプライズ”であり、ともに職人の集団を指揮していること。ところがIT システムは男性、フルーツブーケは女性の集団。この集団をどのように切り盛りしているのか、お聞きした。
福永 菅原社長はIT システム事業とフルーツブーケの販売をされているとお聞きしました。IT とフツール、まったく異なる素材を事業化されていらっしゃいます。始めにIT システム事業について、立ち上げの経緯をお聞かせ下さい。
菅原 IT システム事業は㈱LUPINUSとして2009 年にスタートしました。システムプログラムに詳しい友人と起業したものです。業務内容はIT ソリューション・システム開発事業とWEB プロモーション事業(WEB サイト制作)、メディアコンテンツ事業です。自社でギフト通販サイトも運営しています。起業当初はパーソナルギフトの販売をWeb で手掛けてみたら面白いのではと思い立ち上げました。「パーソナライズギフト」というビジネスで、メディアコンテンツ事業です。ひとりひとりの属性や思考に合わせた最適なギフトを贈る、というビジネスで、日本でもまだ大手企業が参入していないビジネスでした。私は学生のころからサプライズが好きで、プレゼントは人をハッピーにするので、これをビジネスにできたらどんなにいいだろうと、わくわくしました。ありがたいことにメディアにも取り上げられ順調に業績もアップしていったのです。