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連載 64 濱田裕章  小さな会社のブランド構築 

連載 64 龍名館と1899 の相乗効果を目指して

【月刊HOTERES 2018年09月号】
2018年09月07日(金)
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㈱龍名館 専務取締役
濱田裕章氏

 
龍名館と1899 の相乗効果を目指して
 
 龍名館という創業からの屋号を選ばず、新たに「1899」というホテル名にした理由は、龍名館自体の独立系ホテルとしてのイメージ・ポジショニングを崩したくないという意図でした。そのため、1899にはなるべく龍名館の色は出さず、1899としての色(ブランド)を作っていこうというのが今回の大きな目標です。
 
 しかし、そうは言うものの、弊社グループとしてホテルは3 棟のみ。また一つひとつの施設規模も小さく、9 室、135 室、63 室、3 棟合わせても207 室と非常に小さい規模です。1 棟1 棟独立して運営はしているものの、やはりグループとしての相乗効果を出していかなければ、商品力、人材への投資が弱まり、結果競合に勝っていくこともできません。以前にアメニティについて共通化していく取り組みについて触れましたが、それ以外の取り組みについてご紹介できればと思います。

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