ラファエラ・ジラウディ氏 RAFFAELLA GIRAUDI
フランスのコスメブランド「オルラーヌ」が日本に進出したのが40 年前。ポーラ・オルビスホールディングスとの共同出資により㈱オルラーヌジャポンとして、主に百貨店などで化粧品の輸入・販売を中心に展開してきた。2018年3 月1 日、本来のルーツに立ち返って、フランス本社の100%子会社として新たに「オルラーヌパリ(ORLANEPARIS JP ㈱)」を設立。プロフェッショナルブランドとして、日本のホスピタリティ業界における、エステ・スパなどのアクティビティの一つを担ってきた「オルラーヌ」ブランドのもう一方の側面も訴求していくという。その新たなる決意について、オルラーヌフランス本社のラファエラ・ジラウディ氏に聞いた。
オルラーヌパリでは、日本国内でも商品の継続販売をしながら、ブランドのルーツに立ち返り、中でもハイクラスのエステサロン(銀座の直営店や神戸ポートピアホテル内の店舗)での体験豊富なアダルト層へのプロモートに方向転換しました。もちろんクリームや美容液などのスキンケア商品も主軸の一つだとは考えていますが、その商品を販売する上でも、まずは潜在的なカスタマーにスパを訪れていただき、そこで実際に商品をお試しいただくということは非常に大きな意味合いを持つと考えています。