前回では開発の進むベトナム中部の都市ダナンにルートイングループ(本部:東京・長野・大阪、会長:永山勝利氏)のホテル「グランヴィリオオーシャンリゾート ダナン」が華々しくオープンしたことをお伝えした。アジアリゾート初進出。しかも若手スタッフを起用して海外でのビッグプロジェクト。いろいろなドラマがあったようだ。今回は現場責任者として重責を果たした現地法人取締役支社長田玉正寿氏と取締役総支配人米元隆氏のお話を紹介したい。
田玉支社長は8 年前にルートイングループ入社。入社早々、以前大手企業が経営していた宿泊施設「アークホテル」(8店舗)の立て直しを命じられた。田玉支社長の入社前の仕事はホテルとは関係ない産業見本市主催会社。「自分に合っており、楽しく仕事はしておりました」と田玉氏。しかし、新しい世界も見てみたいと思い転職を決意し、ルートイングループに入ったという。