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第141回 鈴木 忠美  次世代リーダーたちに贈るメンタルケア術 これからの人材育成 

第141回「時代の流れ」

【月刊HOTERES 2018年05月号】
2018年05月11日(金)
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鈴木 忠美
〈すずき・ただみ〉
1969 年盛岡グランドホテル入社。レストラン課長、料飲企画部長、副総支配人を経て96 年総支配人就任(98 年同取締役)。在職中には専門学校 盛岡カレッジオブビジネスで講師を務める。2003年東北ホテル宴会場支配人協議会(東北B.M.C.)会長就任(5 期10 年)。05年ホテルシティプラザ北上入社。同取締役サービス部支配人、現在は山形県東村山市クアハウス碁点にて勤務しながら、料飲業務従事者の資質向上を目指し、教育研修会の企画・運営を行なう。

たかがコーヒーされどコーヒーの効果
 
 前号に続き不死鳥のごとくよみがえった盛岡グランドH の再建請負人K 氏の続編13 回目である。多くのホテルや町場のレストランでは、バイキングを除くと単品で料理やコーヒーだけ頼んでも、コーヒーを自由にお替わりOK の発想がいまだにないところが多い中、K 氏の発想でレストランにおいては昼のランチタイム、夜のディナータイムのお客さまに対して、コーヒーが最初から付くものもまた単品で後から頼まれたものも含め、一度コーヒーカップに注いだら、お客さまからもうお替わりは結構です、と言われるまで何度でも積極的にサービスして回った。これはお客さまからすれば思いのほか嬉しかったと思え、盛岡グランドホテルに行けば、コーヒーが何杯でも飲めて嬉しいと話題を呼び客足も増えた。また知り合いのお客さまや同業ホテル様、そしてお取引先パートナー様がホテルに見えられた場合も「時間がおありでしたらコーヒーはいかがですか」と、こちらから積極的にお声をかけレストランやラウンジに案内してコーヒーをごちそうしてさしあげた。これも思いのほか喜ばれ、この雑談を通して婚礼やパーティーの芽探しに、貢献できたのも事実であることを考えたら、皆さんのホテルでも真似てみてはいかがでしょう。

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