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トップインタビュー  ハイアット セントリック 銀座 総支配人 内山 渡教 氏

テクノロジーとヒューマンタッチの快適な融合でゲストとパーソナルにつながっていく

【月刊HOTERES 2018年04月号】
2018年04月27日(金)
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ハイアットの新しいライフスタイルブランド「ハイアット セントリック」がアジアに初上陸、2018年1月22日にハイアット セントリック 銀座 東京が開業した。「『街の中心』『情報の中心』という意味を持つハイアット セントリックが、東京のトレンドや情報の中心地である銀座を代表するストリートの一つ、並木通りに誕生したことは、大きな意味を持つという」と総支配人の内山渡教氏は言う。伝統を守りながら、斬新なものを寛容に受け入れて発展してきた銀座が持つ物語や文化の奥深さを、旅行者に体験してもらうための拠点として機能することを目指す、ハイアット セントリック 銀座 東京の在り方について内山氏にインタビューした。

内山渡教 氏
(Tadanori Uchiyama)

1998 年グランド ハイアット 福岡に入社以来、国内外のハイアットグループのホテルで料飲部門、営業部門、宿泊部門で活躍する。2014 年新ブランド「アンダーズ」の日本初上陸となるアンダーズ東京で宿泊部長を務める。「グランド ハイアット」「ハイアット リージェンシー」「アンダーズ」の各ブランドの運営を経験してきたキャリアをベースに、18 年1 月22 日開業したハイアット セントリック 銀座 東京の総支配人に就任した。
 
ハイアット セントリック 銀座 東京
https://ginzatokyo.centric.hyatt.jp
 

銀座が独自の魅力あふれる街であることを
伝えていく意味で、最適なホテルブランド
 
❐ ハイアット セントリック 銀座 東京は、どのようなホテルですか。

 
「ハイアット セントリック」というブランドの構築は、数年前に実施された意識調査において「これからのホテルに対して旅行者は何を求めているのか」について検証が行なわれたことからスタートしたという経緯があります。旅行者がホテルに求めているのは滞在にとどまらず、行く先々の国や街の独自の文化に触れ、さまざまな体験や新しい発見を獲得するための拠点として、期待している側面が大きいことが分かってきたのです。その検証結果を踏まえ、3 年前に立ち上がった「ライフスタイル」のカテゴリーに含まれるホテルとしてハイアット セントリックが誕生することになりました。
 
 アジア地域で初となるハイアット セントリックの立地として、どうして銀座という場所が選ばれたのかという疑問はあろうかと思います。東京の人々が持っている銀座のイメージは「ハイエンドなラグジュアリーブランド」ということになるでしょう。そうしたアッパーなイメージの中に、ライフスタイルホテルという革新的な要素を持ったハイアット セントリックというブランドを、あえて立ち上げたことには大きな意味があるはずです。
 
 銀座の街には、過去からの伝統を守りながら新しいものを寛容に受け入れてきた歴史があります。マクドナルド、スターバックス、アップルストアの日本1号店がオープンしてきた街であることは、銀座について考えるときに忘れてはいけない事実だと思います。
 
 そして銀座がいかにユニークなストーリーを持つ魅力にあふれた街であるかを伝えるためにも、ハイアット セントリックというブランドがある意味で最適だったのではないかと考えているのです。

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