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第304回 北村剛史  新しい視点「ホテルの価値」向上理論〜ホテルのシステム思考〜 

第304回『都内におけるビジネス観光・ホテルカテゴリー別ホテルニーズおよび需要価格』

【月刊HOTERES 2018年04月号】
2018年04月06日(金)
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北村剛史
Takeshi Kitamura

㈱ホテル格付研究所 代表取締役所長
㈱日本ホテルアプレイザル 取締役

不動産鑑定士、MA(I 米国不動産鑑定士)、FRICS(英国ロイヤル・チャータード・サベイヤーズ協会フェロー)、CRE(米国不動産カウンセラー)慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属システムデザイン・マネジメント研究所研究員。ホテル・旅館の不動産鑑定評価会社である㈱日本ホテルアプレイザルの取締役。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科では「ホテル・旅館の人格性、パーソナリティー」をテーマに研究活動に従事
 

 
 今回は、以下スターカテゴリー別の定義に沿ってホテルを分類した場合に、ホテルカテゴリー別での需要価格およびビジネス・観光別でのカテゴリー別ホテルニーズシェアに関するアンケート調査結果をご紹介したいと思います。本アンケート調査では、直近1 年以内にビジネス目的および観光目的でホテルを利用したことがある人それぞれ全国男女300 名を対象に、滞在先マーケットでは都内を想定してもらい、需要価格およびビジネス・観光別でのカテゴリー別ホテルニーズシェアを調査しました。想定してもらう、ホテルカテゴリー定義は以下を採用しました。

 
▪ 1 スターリミテッドサービスあるいはエコノミークラスと言われるカテゴリーに相当し、おおむね清潔感を確保しており安心して宿泊ができる施設(※ 1 回以上好印象な特徴的体験が期待できる施設)。代表的要件:10㎡台、清潔感および安全性は具備されている
 
▪ 1.5 スターリミテッドサービスホテルの中でもアッパークラスに相当し、十分な清潔感、機能性が提供されている宿泊施設(※ 1 回以上好印象な特徴的体験が期待できる施設)。代表的要件:1 スターに加え、さらに高い安心感、高い清潔感に、機能性

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