デラックスルームはシックにまとめられて
英国王室御用達の「ペンハリガン」がアメニティー。コットンなどを入れるガラス瓶はアラビアンでいずれも女性がステキと感じる
3 つの異なるコンセプトから成る広大な敷地の中でも、こちらのアラビアンコートはひときわドバイらしいということで選びました。
私は世界のホテルに泊まるときにいつも思うのですが、その国らしさが感じられるホテルがまずはおもてなしの一歩ではないかと。
外資系のホテルであっても例えば私の契約先のリッツカールトンバリもブルガリリゾートバリもバリ島の民族衣装を真似た制服でスタッフが迎えてくれます。日本のホテルは西洋化が最先端のような誤解がありますが、自国の民族性を取り入れた制服または和装のスタッフがいるということも選んでもらえる一つでは? と思います。
ワン&オンリーはトリップアドバイザー【2018 年ドバイで絶対に泊まりたいホテル! 10 選】1 位のホテルとのことですが、未来都市のような建物ばかりのドバイで、その良さももちろんのこと、アラビアン色に浸るのも楽しみという私のようなゲストをうならせる建物、レストラン、客室、スタッフ、ビーチに至るまでアラビアンに洗練を取り入れたアラビアンモダン、とてもおしゃれです。そのうち、ロンドンセレブなどに人気というレバニーズ(アラブ諸国の代表的なレバノン料理)についても毎食堪能したので取り入れるヒントを書いてみたいと思います。
朝食のひとシーン、すべてにおいてアートを意識して並べられている
エントランスは王様の肖像画とともに銅鑼が。ゲスト到着を知らせる合図だろうが「ウェルカム」の儀式のように