伊藤 淳氏
クラリス ウエディング ブランドエグゼクティブ/クラリス ウエディングプランナースクール校長/クラリス ウエディングプランナー研究所所長
〈プロフィール〉1997 年より㈱リクルートのゼクシィ事業部に8 年間在籍。ゼクシィ「茨城・栃木・群馬版」の立ち上げ責任者を経て、ホテルウェディンググループゼネラルマネージャーに就任。2005年退職し、「クラリスウェディングプランナースクール」を創設、第一線で活躍できるウエディングプランナーの育成に携わる。07 年に㈱リクルートと共同で現役プランナー向け研修を生み出し、ウエディングの打ち合わせオペレーションの改革を提唱する「明日からウエディング」を考案。さらにプランナーだけにとどまらず、ウエディング業界全体の活性化のためジュエリー業界のスタッフや現場キャプテンのトレーニングにも力を注いでいる。
オリンピック。今回も本当にたくさんの感動と勇気と力をいただきました。すべての選手とその選手を支えたすべての人に拍手をお送りしたいと思います。見事期待に応え金メダルを獲得した男子フィギュアスケートの羽生選手。彼の素晴らしさはその強さとともに常に支えてくれたすべての人への感謝を忘れないところです。
私が特に注目したのは演技を終えてからのコーチやスタッフの人たちとのやり取りです。とにかく周囲の人が本人以上に喜んでいる雰囲気が伝わり、金メダルはまさしくチーム羽生の勝利なんだろうと感じた瞬間でした。素晴らしい選手には素晴らしいスタッフが集まると言われますが、選手はスタッフに心から感謝し信頼する。そしてスタッフも選手に感謝し信頼する。この相互の信頼関係が強い選手を作り出していくのだろうと思います。