消費者がおカネで買えるものすべてを評価するジャーナリストとして、これからの観光に必要な、評価の手法を常に検討することの重要性を語る
東洋大学 国際観光学部 准教授 徳江 順一郎 氏
サイバー大学IT総合学部教授/ 株式会社ものめぐり代表取締役社長 北村 森 氏
実際にホテルに宿泊して、施設面やさまざまなサービスのリクエストに応えられるか、覆面調査を実施して点数をつける…いわゆる「ホテル・インスペクション」のはしりといえる企画にたずさわったのが、今回ご登場いただく北村氏である。客室の広さや設備がそろっているかはもちろん、一筋縄ではいかないリクエストをして、それに応えられるかどうか、多面的な視点からホテルを評価したのが画期的であった。特に、それまで一般にトップホテルと考えられてきたホテルにおいて、意外と応用的なサービスの提供ができなかったりしたことが印象的な調査だった。近年は、わが国でもホテル格付けの必要性が叫ばれるようになってきている。その際に、どのような基準で評価していくかは、大きな問題となるだろう。北村氏の試みの根底にあったのは、きちんと批評することで、その業界がいかに良くなってくれるか、であった。
今回の対談では、現在、大学で教鞭もとっていらっしゃる北村氏に、こうした批判精神の原点や、観光に対する想いを、商品ジャーナリストとしての視点から語っていただいた。
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