最近、富裕層をターゲットにした取り組みにチャレンジしている自治体や民間企業が増えてきました。しかしながら“富裕層”とは一体どのような人たちを指すのか、定義が明確ではない現状があります。大企業の経営者や医師などは分かりやすいのですが、土地資産家などは仕事として明確ではありませんので、職業を聞いただけでは判断できません。年収は少なくとも、多額な資産を所有しているからです。
 
　現在、日本では80 万人が富裕層と言われているようです。逆に貧困層は2000 万人と言われています。親の年収が少なく高校や大学に進学できない子どもたちも大勢います。離婚率が増えるほどに貧富の格差がますます強くなってきました。