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連載 43 濱田裕章  小さな会社のブランド構築  新橋六丁目計画 開発準備

連載 43 商品開発

【月刊HOTERES 2018年01月号】
2018年01月19日(金)
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㈱龍名館 専務取締役
濱田裕章氏

商品開発
 これまで記載してきたとおり、今回のホテル1899 東京は、ホテルにとどまらず、レストランやギフト商品含めた大きなくくりのブランドとして計画しています。レストランとして約3 年半運営してきた中、弊社なりの可能性を感じており、私たちが考えている1899 の魅力をさまざまな形で表現することができるのではないかと感じています。その中ですでに運営しているお茶の水店にて12 月からギフト商品の販売を開始しました。
 
 ホテル・レストラン業はキャパシティが決まったビジネスです。曜日などによる繁閑の差もあり、さらには天候に左右される不安定な要素が多くあります。ギフト商品については、事業の補完的な役割として、ホテル・レストランという場所を通して展開していきたいと考えています。今描いている画では、ホテル・レストラン・ギフト商品の3 つの柱で1899 事業を成長させていきたいと考えており、特にお茶はそもそも店頭で販売されているものであるため、特別なリスクのある取り組みでもありません。さらには、日本茶カフェ・喫茶は多くあるものの、私たちのようにホテルやレストラン業として取り組む事例は多くありません。まだまだ勉強不足な面はありますが、全面的にお茶をテーマとしたホテルは海外含めて片手で数えられるほどしかまだ見つけられていません。

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