■宮北結僖（みやきた ゆき）プロフィール
株式会社 心に響く話し方 代表取締役 http://www.genkyo.net
一般社団法人日本心に響く話し方協会 代表理事 http://www.genkyo.jp
【略歴】
西田敏行・緒形直人率いる劇団青年座を経てTV・舞台等で活躍
（役者名：宮北由季）20年の俳優実績と2000組のブライダル司会者の経験を生かし、現在「言響（心に響く言葉で話す）スクール・セミナー」を主宰。
「実践型体感スクール」として定評がある。個別レッスン・言響表現塾・言響インストラクター塾をベースに「内容以上に、心を伝える話し方」を東京・大阪・福岡で指導。各地より受講生が集まる。
著者／ 「お客様の心に響く話し方」（ＢＡＢ出版）
「話し方お悩みカイケツアドバイス」（あさ出版）
AIにはAIにしか、人間には人間にしか出来ない事がある。
AIと戦うのではなく人間にしか出来ない仕事をする。
師走です。
年末年始、きっとお忙しい毎日を送られていることと思います。
当然、イライラすることも出てくるでしょう。
今回はそんな感情のお話です。
周りが感動すると、自分もつられて感動します。
人が泣くと、自分もつられて泣いちゃう
やるつもりなかったのに、周りが楽しそうだといつのまにか やっちゃう
感情は全て伝染すると言われています。
よい感情ならば良いのですが
ネガティブな感情も残念ながら伝染します。
・暗い人がいると、なんとなく周りもどんよりする
・ピリピリしている人がいると 周りもピリピリする
・イライラしている人がいると 自分もイライラする
ゆえに、何かネガティブな感情が起きた時は
自分がネガティブなのか、
周りから拾ってネガティブなのか
それをしっかり見極める必要があります。
＊自分がイライラしているのか
＊周りのイライラをひろっちゃっているのか
しっかり見極めるために、一度深呼吸して とまってみてください。
そうしないと巻き込まれてしまいます。
周りからひろっちゃっていたら 流せばよし
自分が根源だったら「なぜ、なぜ、なぜ」を自分の中で繰り返し原因を突き止める。
その際に感情を掘り下げるのではなく「起こった事実」から掘り下げること。
するとネガティブな感情をコントロールすることが出来ます。
忙しいと目の前の事に追われて、先のことがおろそかになっていませんか？
私も正直、12月は本当に忙しいです。
そういう時こそ意識して下記のような一日を過ごして感情をコントロールしています。
●早朝
2～3ヶ月後達成したい目標につながる作業
●仕事場（朝～夜）
既存の仕事＆その準備
●帰宅後
自分のためだけの時間
忙しいとどうしても「既存の仕事＆その準備」に追われて、毎日が過ぎていきませんか？
でも実は一番優先しなくてはいけない作業は 早朝の「2～3ヶ月後達成したい目標につながる作業」なんです。
「これを絶対にやる」と、決めるんです。
すると一日が追われる一日ではなくなります。
そもそも「既存の仕事＆その準備」は、別に意識していなくても 絶対やることです。
そして帰宅後の「自分のためだけの時間」
これがめちゃくちゃ大事です！
帰宅してもテレビやパソコンはつけず ゆったりとした音楽をかけながら食事をします。
外部の情報をいれずに、自分が感じる事に意識を向ける時間です。
すると、翌朝とても気持ちよく目覚める事ができます。
私は、頭で考える時間よりも 「感じる時間を持つ」ことがすごく大切だと思います。
忙しい時こそ この時間のサイクルで動くと、焦らず 無駄なく 過ごしている自分がいます。
是非お試しください。
