国内リゾートウエディングのメッカである沖縄。年間1 万5000 組を超える国内外のカップルが挙式や写真撮影に訪れている。ウエディングにかかわる施設数も年々増加傾向にあり、まだまだ勝算ありとして沖縄県外から押し寄せている状況だ。その中で2005年よりウエディング事業に着手し前年対比約200 組アップの実績を上げているのが㈱光貴だ。バンケットなどサービス現場の実績を積んできた経験を買われ、4 年前より着任した西 宣秋取締役に人材育成や今後の展望などをお聞きした。
福永 沖縄は国内リゾートウエディングとして注目され、国内外から多くのカップルが訪れています。観光人口もついにハワイを超え、ますます観光、そしてウエディングの拠点として発展する可能性を秘めています。注目されるほどにライバルも増えている中で、前年対比約200 組アップの実績を上げられています。その背景や人材育成などについてお聞きできればと思いますが、始めに御社の事業内容やこれまでの経緯などをお聞かせください。
西 1993（平成10）年、縁あって沖縄の地にて移動体通信事業をスタートしました。2010（ 平成22）年には携帯電話の加入件数が日本の総人口を超え、2008（平成20）年ごろより市場に浸透し始めたスマートフォンや格安スマホの出現など市場環境はますます厳しくなっています。その中で2005（平成17）年にブライダルとトラベルの複合施設である「ファンタジスタ事業」を開始し、スタジオ機能を完備した那覇市天久の大型ブライダルサロンのほか、チャペルならびに宴会場を持つ複合型ブライダル施設を沖縄県北谷町および京都市内の2 カ所にて運営、リゾートウエディングやハウスウエディングの受け入れを中心に事業展開しています。
