世界の日本に対する興味関心、そして日本文化に対するリスペクトの高まりを強く感じる一方で、その発信やプロモーション方法にはまだまだ課題もあると感じている。さらなる発展のために、他国の良い事例から学ぶべきであるし、業界が一丸となって取り組んでいくべきであると思う。先日、本誌でもおなじみの㈻服部学園の理事長であり服部栄養専門学校校長の服部幸應氏がレジオン・ドヌール勲章のシュヴァリエを受章された。同章は服部氏の「食」分野における貢献が認められたものであり、同じく本誌にたびたびご登場いただいているフランス料理文化センター事務局長の大沢晴美氏は昨年12 月に国家功労勲章のシュヴァリエを受章されている。両名が名誉ある勲章を受章されたことを心からお祝い申し上げたい。