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第36 回 大岩根 成悦  「日本型IR&カジノ」の実現へ

第36 回  公共政策としての「日本型IR」早期に導入を

【月刊HOTERES 2017年10月号】
2017年10月06日(金)
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㈱ブライト 代表取締役
日本カジノスクール 校長
大岩根成悦
(おおいわね・まさよし)
大学生時代に豪華客船「飛鳥」の船上カジノディーラーとして勤務したことがきっかけでカジノの業界に興味を持つ。これまでに訪問したカジノは20 数カ国80 カ所以上。外航客船、一流ホテルのパーティーなどで培った自らのカジノディーラー経験と、世界のカジノ視察から学んだカジノディーラーの育成システムを国内に広めるため、2004 年に日本初の本格的カジノディーラー専門養成機関「日本カジノスクール」を開校、校長に就任。巣立ったディーラーは500 名を超え、国内外のカジノで活躍中。カジノディーラーを厳格に審査するための「カジノディーラー資格認定試験」を実施している「日本カジノディーラーズ協会」、NPO 法人「日本ポーカー協会」の理事も務める。

 
 7 月31 日に開催された第10 回特定複合観光施設区域整備推進会議にて、特定複合観光施設区域整備推進の議論の取りまとめが行なわれた。翌8 月1 日には第2 回特定複合観光施設区域整備推進本部会合が開催され、取りまとめ案に対し国民からの意見募集(パブリックコメント)と全国9 カ所で説明・公聴会を実施し、国民的議論を行なうことが決定した。
 
 取りまとめ案では、IR(統合型リゾート)を「観光振興に寄与する諸施設」と「カジノ施設」が一体となった施設群とし、カジノの収益により大規模な投資を伴う施設の採算性を担保、民間事業者の投資による集客および収益を通じた観光地域振興の新たな財政へ貢献するとした。
 

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