テクノロジーの進化でイノベーションは次々と生み出され、われわれのビジネス環境はますます複雑化し、変化のスピードも増している。その進化、変化をどのように捉えるのか。それがわれわれの今後を左右することになる。
「時代が変わり、新しい現実が目の前にやって来た時に、それを課題として捉えて、自分たちの行動に結びつけることができるのか。それをリーダーは問われる」ネスレ日本の代表取締役社長兼CEO 高岡浩三氏は著書『世界基準の働き方』(PHP)でこう述べている。それを気づかせてくれたのは、ネスレグループの会長を2016 年末まで務めていたピーター・ブラベック−レッツマット氏だったという。同氏について高岡氏はこう書いている。
FROM THE PUBLISHER ——太田 進——
確固たるビジョン
【月刊HOTERES 2017年06月号】
2017年06月02日(金)