伊藤 淳 氏
クラリス ウエディング ブランドエグゼクティブ／クラリス ウエディングプランナースクール校長／クラリス ウエディングプランナー研究所所長
〈プロフィール〉1997 年より㈱リクルートのゼクシィ事業部に8 年間在籍。ゼクシィ「茨城・栃木・群馬版」の立ち上げ責任者を経て、ホテルウェディンググループゼネラルマネージャーに就任。2005年退職し、「クラリスウェディングプランナースクール」を創設、第一線で活躍できるウエディングプランナーの育成に携わる。07 年に㈱リクルートと共同で現役プランナー向け研修を生み出し、ウエディングの打ち合わせオペレーションの改革を提唱する「明日からウエディング」を考案。さらにプランナーだけにとどまらず、ウエディング業界全体の活性化のためジュエリー業界のスタッフや現場キャプテンのトレーニングにも力を注いでいる。

 
　ゴールデンウィークも過ぎ、早いもので2017 年も早半分近くを過ぎようとしています。ウエディング施行のトップシーズンを迎え、施行現場の方々はカップルやその大切のゲストの皆様に最高のご満足を届けられるように日々ご努力をされていることと思います。価値がまた新たな価値を生み出し、ゲストから次のカスタマーが生まれていくような素晴らしいウエディングが続いていくことを心から望んでいます。
 
　前回はホテルとして施行までの準備期間に価値と魅力を創り出しくという内容でしたが、今回のホテルウエディング応援コラム第4 弾は、ホテルとして施行後のつながりにどのような魅力を創り出していけるかについて考えてみたいと思います。ゼクシィ時代に携わらせていただいたホテルウエディングプロジェクト時代から一貫してお伝えしていることですが、ホテルでウエディングをするおふたりにとってそのホテルは一生のお付き合いの始まりとなり、特別な存在となるのです。ご自身のウエディングをする前のホテルはそんなに身近な存在ではなく、どちらかというと距離感すら感じていたはずです。