日本食は世界でも高い評価を得ている一方で、実は日本の食材は世界基準からすると大きく遅れている。東京五輪、そしてその先の未来に向けて、われわれは国際基準で闘える食材のレベルまで意識しなくてはならないのである。
先日、服部幸應先生と三國清三シェフの対談に同席する機会があり、その際に2020 年の東京五輪の際の食事の提供について、どのような話が進んでいるのかを聞いてみた。というのも、東京五輪自体は東京で開催されるものだが、こと“食”の領域においては、これだけ日本の食に対して注目が集まっている今だからこそ、オールジャパンで取り組んでいくことで世界に日本の食の素晴らしさを発信できる好機であると考えていたからだ。
FROM THE PUBLISHER ——太田 進——
G-Gap(グローバルギャップ)
【月刊HOTERES 2017年04月号】
2017年04月28日(金)