毎年さまざまなことが起こるが、今年は特に印象的なニュースが多い年であった。そして、それらを受け来年は多くの方面で変化が生じるであろう。その変化の中で、どのように対応をしていくのかということは、マネジメントの真の実力を問われるところであり、見方を変えれば腕の見せどころであろう。
「外を知らなすぎるんだよね」先日インタビューをさせていただいた三越伊勢丹ホールディングスの代表取締役社長 大西 洋氏は言う。年をとり、役職が上がると面倒になるのか外を見に行く機会が減るのだという。
私はネタを充電するために意識をしてさまざまなところに出向き、体験をし、観察をし、学ぶように意識をしている。同じ世界の人とばかり会っていたり、職場の人とばかり話をしていたりすると、世界が狭くなり、新しい刺激もなくなり、アイデアも出てこなくなるからだ。
FROM THE PUBLISHER ——太田 進——
生き残る企業
【月刊HOTERES 2016年12月号】
2016年12月23日(金)