キャリアをデザインするには自分という商品を売り込むことも必要となりますので、そのためにもプレゼンテーションが重要なスキルの1つになります。
身近なところでは自己紹介がありますが、それにより自身が印象づけられ、その後、得したり損したりという経験は誰もがお持ちだと思います。
ビジネス的に堅く言えば、自分は何者で何を得意とし、何が好きで、何に貢献できるかの表現が求められます。ただし、あまりにビジネス色が強いと逆に多くに埋没するので、よくあるパターンとしては“家族のこと”や“他の人が知らない自分の趣味”等を盛り込むことも一つの方法です。
さて、スキルとしてのプレゼンテーションですが、実施する相手と内容によりますが、全体の構成としては
①アイスブレイク(いきなり本題に入らず、その場を和ますためのジョークや小話)
②なぜ、それを聞く必要があるのか、知るべきなのかの理由づけの説明
③本論
④理解したかの確認
という組み立てによりいかに飽きさせず、理解をしてもらうかに重点をおくことも大事です。また、広告や宣伝での消費者心理のプロセスで言われるAIDMA(Attention注意、 Interest関心、Desire 欲求、Memory記憶、Action行動)をベースにこれらの要素を自身のプレゼンテーションのベースにする方法もあります。