2016 年7 月15 日に開業した「ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ」は、世界的なリゾート地であり、高層ビルの建設ラッシュが続くワイキキに位置する。オーシャンビューの307 室のうち8 割は客室としても運営していくが、現在はザ・リッツ・カールトン・リワードプログラムおよびマリオット リワードには参加していない。オーナー以外にゲストをどのように獲得していくのか、その抱負を聞いた。
ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ ゼネラル・マネージャー ダグラス・チャン 氏
❒ 2013 年夏、デベロッパーのアイアンゲート(Irongate)社が建設を開始した「ザ・リッツ・カールトン・レジデンスワイキキビーチ」が7 月15 日に開業しました。まずは待望の施設についてお話しください。
建築家のゲラン・グラス(GuerinGlass)氏がハワイの自然からインスピレーションを得て、38 階建てのレジデンスを設計しました。山(マウカ)から海(マカイ)への構想に基づいており、レジデンス前面は海、空、風をイメージしており、背面は山とホノルルの都会的な都市を表現した精巧な外観となっております。また、タワーの1 ~ 3 階までは、ハワイの伝統的なカパ(樹皮布)を現代風にアレンジした3D デザインを施しています。
レジデンスの内装は、インテリアデザイン会社であるジョン・ブレン・デザイン(Jon Brent Design)社が手掛けています。現代的なハワイ式装飾、モダンラグジュアリー感あふれるインスピレーションは、レジデンスの共有スペースに加え、ステューディオ、1 ~ 3 ベッドルームレジデンス、ペントハウスなど、スタイリッシュな内装は、全307 室に反映されています。全室オーシャンビューで、キチネット、洗濯機、乾燥機を完備しています。
また、プライベートカバナもご利用可能な8 階の「インフィニティプール」や、ハーレー・パステルナーク(HarleyPasternak)氏が設計を手掛けた高級フィットネスセンターを併設。10 月3 日にオープンした「ザ・リッツ・カールトンスパ」では、さまざまな文化と伝統を取り入れたオーダーメイド・トリートメントをご体験いただけます。ルームサービスは24 時間対応。世界中のラグジュアリートラベラーの期待に沿う、サービスを提供できると考えております。