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連載60 桃井文子のオーナー社長のための辛口道場  連載60 

社長! プロフェショナルとしてのプライドありますか?

【月刊HOTERES 2016年08月号】
2016年08月12日(金)
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㈱スプリングフィールド
代表取締役
桃井文子
〈プロフィール〉岡山市の老舗旅館、岡山石山花壇(現在のザ マグリット)の宴会営業スタッ フとして入社。その後、婚礼部門を強化するプロジェクトを成功させ、年間2組から339 組までを達成したのは業界でも有名。同社にてウェディング・プランナー、マネージャー、支 配人、営業企画室長、役員として活躍。また、関連会社 グレート:プランニングにてコンサ ルタントとして、12年間、全国の数々のホテル、結婚式場の再生、婚礼強化に携わる。プ ランナー教育、マネージャー教育、経営者の良きアドバイザーとして定評がある。平成 23 年、 スプリングフィールドを設立。経営コンサルタント、衣裳・美容の内製化支援、式場のプロ デュースを中心に現在活動中。2013 年 5月には、ニューヨーク支社を設立し、現地でもパーティーやイベントを手掛け、日本のウエディング、パーティーを広める活動もしている。

今回はビジネスのプロフェッショナルについて考えてみたいと思います。仕事でもスポーツの世界でもプロとよくいわれますが 経営者としてのプロとはどんな人や考え方の人をいうのでしょうか? いろんな考えやとらえ方で変わってくるのではないでしょうか?

 プロフェッシナルとはたくさんの定義 がありますが、経営者の皆さんはどの ように考えてこの言葉を表現しますか? 今回この題名にしたのは先日、私が体験した出来事がきっかけになっています。7月初めに日本武道館に松田聖子さんのコンサートに行きました。  初めて聖子さんのコンサートに参加したわけですが、1万人以上のお客さまの9 割は女性です。
 
 そして年代は40 代から50 代の方が大半を占めているのです。聖子さんは今年54歳。とて もその年齢には見えませんしステージをところ狭しとあちこち走りまわる力強さ とエネルギッシュな歌を歌う姿は、見ているお客さまたちに感動と元気を与えてくれるものでした。まさに永遠のプロフェショナルでありアイドルであると思います。
 
 18歳にデビューして36 年間、 歌手、作詞家、女優と活躍し続け、自分の松田聖子ブランドを作りファンはヒットした歌を口ずさみながら一緒に歳を重ねてきたわけです。女性のファンにとって聖子さんは女性として、母として、仕事は第一線でいつも活躍してきました。聖子さんの生き方は普通の女性が手に入れられないものをたくさん手にし、自分自身を独自にプロデュースしながら一つの確固たる松田聖子ブランドを作り上げたと思うのです。

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