SHOKO NY 在住
慶応義塾大学大学院法学修士(感性学研究者)
米国IFDA Chairman
SHOKONEWYORK 代表
江戸川大学客員教授
日本での大学生時代、東宮御所内にて当時の侍従長令夫人黒木氏に、皇族の礼儀作法と日本のお花を学ぶ。渡米して28 年。
専門研究分野
Sensibility of Science( 感性学)
NYUS Culture( NY 文化)
Theory of Floral Design(フローラルデザイン理論)
米国IFDA 〈Established1993〉は、NY(US)所在のWPP/WMP 他資格発行機関(URL:http//www.ifda/info/)世界中にフローラルデザイナー、パーティ・ウエディングプロデューサー、を多く輩出。資格取得者4900 名。米国および日本本部では、教育コンテンツ導入や経営コンサル事業を行っている。2016 年春からNY 研修を実施しているアカデミックな江戸川大学情報文化学科に招致され、客員教授として感性学などの特別講義を実施。「フローラルデザイン理論」を世界で初めて発表。その後、お花をツールとして分析調査しながら、「感性」について学術研究を続ける。
日本問い合わせ先:honbu@sfds.co.jp
(URL:http//www.sfds.co.jp/)
このシリーズでは、トラディショナルからトレンドまで、幅広い情報をお届けします。ホテル・レストランでのサービスやマナー、ウエディング・イベントパーティの創り方、ライフスタイルにおけるニューヨーカーの感性などさまざまな視点からの最新情報です。日本人の感性と世界をリードするニューヨーカーの感性とうまく融合することで、「ZEN OMOTENASHI」は世界中から称賛を得ることでしょう。
人間性を問う大学教育
アメリカの大学教育は、学術的な講義はもちろんのこと、幅広い知識を身につけることを目的としています。従って、プログラムも多彩で、学生が自身で選び選択できる幅広いものです。
例えば、医学部の場合、専門分野の知識だけでなく、患者さんとどう触れたらいいのか、ケースによってどのような言葉遣いが適切なのか、カウンセリングにも力をいれたプログラムが準備されています。
教授自身が学術的な内容のみならず、自身の経験を生かした教育指導をしていきますので、ある意味、人間性を問われるのです。
アメリカの大学進学状況
2 年制と4 年制があり、約4500 校あります。全米ですから、このような数になるわけですが、それにしても多いですね。
12 年生になると、秋ごろから願書提出期間にはいります。願書だけでなく、成績証明書や推薦状、そしてテストのスコアなども提出しなければなりません。
テストのスコアというのは、ACT とかSAT と呼ばれる統一テストのことです。
生徒会活動とか課外活動などは、入学するための評価対象となります。
その後、大学での書類選考や面接官が派遣させるケースもあり、その数カ月後に大学から合否の通知がくるというシステム。
英語を母国語としない学生のために、TOEFL などのスコアも合否判断基準として認めてくれます。ある程度の成績と資質があれば合格しますが、卒業するのは難しいのがアメリカの大学。入学後の勉強を一生懸命しなければ、授業料がムダになるだけなのです。