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第21 回 大岩根成悦  「日本型IR&カジノ」の実現へ 

第21 回  IR 誘致に一早く名乗りを挙げた横浜と大阪の状況

【月刊HOTERES 2016年07月号】
2016年07月01日(金)
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㈱ブライト 代表取締役
日本カジノスクール 校長
大岩根成悦
(おおいわね・まさよし)
大学生時代に豪華客船「飛鳥」の船上カジノディーラーとして勤務したことがきっかけでカジノの業界に興味を持つ。これまでに訪問したカジノは20 数カ国80 カ所以上。外航客船、一流ホテルのパーティーなどで培った自らのカジノディーラー経験と、世界のカジノ視察から学んだカジノディーラーの育成システムを国内に広めるため、2004 年に日本初の本格的カジノディーラー専門養成機関「日本カジノスクール」を開校、校長に就任。巣立ったディーラーは500 名を超え、国内外のカジノで活躍中。カジノディーラーを厳格に審査するための「カジノディーラー資格認定試験」を実施している「日本カジノディーラーズ協会」、NPO 法人「日本ポーカー協会」の理事も務める。

 6 月1 日通常国会が閉幕したことに伴い、「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案」(IR 推進法案)の継続審議が衆議院本会議で決定した。参議院選挙後に開催予定の臨時国会にて、いよいよ本法案の審議が開始される見込みである。
 
 国会へ本法案が初めて上程されたのが2013 年12 月、すでに2 年以上経過しているが国会での審議は進んでいない。しかし、政府は2014 年より内閣官房にIR の調査チームを結成し調査を進めてきた。すでにその調査は終了段階にある。IR 誘致に一早く名乗りを挙げている横浜と大阪では、調査研究予算の確保やIR 誘致の説明会等誘致活動を積極的に行なっている。
 

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