研修生が語る、渡仏の意義と成長の実感
フランス研修の第1期生である岩崎剛氏(銀座うかい亭)は、11年7月の1年間をフランスで過ごした。
「今回のイベントでは、ペリゴール産の最高 級黒トリュフやフォアグラ等、現地でしか味わえない料理をパスカルシェフと一緒に提供することで、お客様にはいつもと違う味わいをお楽しみいただけたと思います。今後も店でソースの味等シェフに教わったことを活かしていきたいです」
第2期生として12年6月からの約1年、フランス修行を果たした穴澤沙織さん(GRILL UKAI MARUNOUCHI)も、研修の意義をこう述べた。
「研修では技術を学び語学も上達し、シェフやマダムの温かい人柄に触れるいい機会になりました。現地でしか調達できない素材を知れたりと得ることは多くありま した。研修前のフェアでは、何をしたらいいか分からず貢献できなかった私が、今回のフェアではシェフやマダム達と共に楽しみながら料理を作り、料理人とし ての成長を実感できました」
2014年春から1年の研修を経験した第3期生、佐藤翔太氏(表参道うかい亭)も同様に、「研修から帰国して約1年で 迎えた今回のフェアは、当時の研修を通してパスカルシェフの料理や想いを知っていたので、現地で学んだことを存分に活かせたと感じています。ヨーロッパ自 体が初めてだったので人として成長することができた貴重な経験でした」と口を揃える。

