濱野紹央子氏(左) 遠山詳胡子氏(右)
ご家庭を持ちながら、週刊ホテルレストランにて「アカデミック対談」を連載され、「ウエディングマジック」をはじめ多数の著書を出版、BIA 初代ブライダルマスター獲得、東洋大学にて教鞭を振るいつつ、大学院で学ばれるなど、公私ともに多忙な日々を過ごされているあこがれの遠山詳胡子さんにご登場いただきました。妻として、母としてそして女性として楽しく生きるためのお話をお聞きしました。
濱野 日ごろ、ウエディング関係の集まりなどでお目にかかっているのですが、今日はあまりお聞きしたことのないご家庭のことなどもお話いただければ嬉しく思います。いつも車で送り迎えをされている優しい旦那様、そして二人のお子様にも恵まれ、とても円満な家庭を築かれていらっしゃいますが、ご夫婦円満の秘訣を教えていただけますか。
遠山 私は、嫁ぐときに母から“よそで旦那様の悪口を言うことは、自分の恥だからね”と、言われました。妻が夫のことを尊敬しなければ、子どもたちも父母も尊敬してくれません。P.T.A でも夫のことをよく話していたら“優しい旦那様でいいわね”という夫への美しい誤解が発生するとともに、皆さんが夫に初対面でも親しみを持って話かけてくださいました。そのおかげで人見知りの夫もストレスを感じることなく、皆さんと仲良くさせていただけました。
濱野 おっしゃる通りですね。私もよそで主人の悪口を言ったりすることはありません。悪口を言うということは自身の価値も下げてしまいます。