プリティおやじこと飯野智子がホテルオークラから今日にいたるまでのストーリーを4 回にわたり連載をしてきた。今回は飯野智子を師とし「函館」を愛するメンバーの素顔や思いをまとめてみた。少人数ながらもスタッフは多用な業務をこなしている。それは飯野智子が、ショコラファミリーとして、大きな愛、心で包んでいるからこそである。今回は飛脚こと成田忍にスポットを当ててみた。
経営が代わり「ホテルショコラ函館」が誕生して10 年目。以前はチェーンホテルとして運営していた。開業当初のオーナーが犬好きでホテル名称も「ショコラ」と名付けたことは連載初回のときに記載した。今、ホテルショコラには飯野智子より長く同じ場所で働いているスタッフがいる。フロント業務の湯岡正昭と成田忍だ。成田忍は今年で10 年目、湯岡正昭は11 年目となる。2 人は飯野智子にとってオープン当初からのメンバーであり、多難なときもともに助け合い乗り越えてきた同士でもある。今日、飯野智子が支配人として、自身の仕事で研修や講演の講師として全国を駆け巡り活躍できるのも、2 人の力なしでは実現できないことだった。
第7回
ホテルショコラ物語
第7回 フロント業務 成田 忍 氏
【月刊HOTERES 2015年12月号】
2015年12月25日(金)