「若いリーダーがいる会社」の魅力を伝えながら「感性の事業」を推進する
----これからの KPGについて、アピールをお願いします。
私たちはよく「感性の事業開発」という言葉を使います。例えば施設を建てる場所を選ぶときに、「磁場がいいか」という感覚的な部分を大切にしています。確かにそれは感性によるところなのですが、日光の入り方や気温、ロケーションから見えるシーンなど、分析してみると数値化できる要素が実は多いことがわかります。
また、その土地にどういったストーリーがあるのかは非常に重要です。ブランドを創り上げるときには初めにソフト面を考えながらコンセプトを生み出し、それをハード面に落とし込むという流れで物事を進めます。ブランド開発は感性の事業なのです。
私を含め「若いリーダーがいる会社」としての魅力を打ち出し、私自身もクリエイションを担うプロデューサーとして、グループを牽引しながら中長期的に会社を繁栄させていくのが私に課せられた大きな役割です。
----プレッシャーはありませんか。
私はあまりプレッシャーを感じません。もともとこの仕事がやりたくて KPGに入社したのですが、入社 2年目で大型投資するプロジェクトを任せてもらったことが大きかったのだと思います。当時は右も左も、前も後ろもわからない状態で、立ち上げに若干時間が掛かりましたが、そのプロジェクトで成果を出せたことは自分にとって大切な経験であり、自信につながりました。
さまざまな夢のある事業開発を実現したいという想いで、「KPGスケール構想」として NEW KPG VISIONを掲げております。
事業戦略として、各業態におけるブランドスケールを設定することで、オペレーションクオリティのあくなき追求とブランド展開スピードの向上を図り、新しい感性を取り入れた新規事業開発へ取り組み、唯一無二の「クオリティ×ブランドスケール」の事業展開を行なってまいりたく存じております。またホスピタリティの流動化とリテールセールスを「ブランデッド・アセット・セールス・プロジェクト」として、カトープレジャーグループの新たな事業の一つとして取り組んでまいります。弊社ブランドにおける施設、商品開発を行ない、キャピタルゲインを取れる収益事業を確立してまいります。