シェラトン都ホテル大阪は、5月 9日に発表された大阪市都市整備局主催の「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪(Open House Osaka)通称:イケフェス大阪」に選定された。
イケフェス大阪は、「生きた建築」を通していつもとは一味違う大阪を感じることができる日本最大の建築一斉特別公開イベント。大阪市都市整備局が2013年度より取り組んでいる事業で、大阪のまちを 1つの大きなミュージアムと捉え、そこに存在する「生きた建築」を通して見えてくる多様で豊かな都市の物語性を、大阪の新しい魅力として発信し、今年 10回目の開催を迎えた。
今回、昭和を代表する巨匠建築家・村野藤吾氏が手掛けた遺作である同館が、大阪の魅力ある建築のひとつとして選ばれた。村野藤吾氏は、大阪を拠点にさまざまなスタイルをとりいれた建築を手がけ、同館のほか、帝国ホテル茶室東光庵、旧日本興業銀行本店、大阪新歌舞伎座、大丸神戸店、旧赤坂離宮の改修や佳水園(ウェスティン都ホテル京都)などが代表作となっている。
村野藤吾氏が手がけたシェラトン都ホテル大阪の 1階ロビー