---- AVAは、宿泊のお客さまにどんなメリットがありますか?
町中の飲食店について、お客さまから「どの店がおすすめですか」など質問されることが多いので、スタッフもいろいろな店を実際に利用して経験を基にご紹介させていただいております。スタッフたちの意識の高さには、常に驚かされています。
AI音声認識に多彩な技術を統合してサービスを提供できる AVAによって、宿泊するお客さまは声だけで、部屋全体のさまざまなことができるようになります。例えば、カーテンを開けたり、照明を消したり、テレビで CNN の放送を見たり…。清掃スタッフへ「起こさないでください」「部屋を掃除してください」の指示も可能です。
そんな IoTコントロール機能以外にも、24時間対応の AIコンシェルジュとして、周辺の観光情報を尋ねたり、ルームサービスを注文したり、IP電話機能を使ってフロントデスクを呼び出したり、音楽再生やアラーム設定もできます。操作は AI音声との対話を通して簡単にできるため、機械が苦手なシニアにも優しいのもポイント。これ1台で究極のサービスが可能です。
日本語以外にも英語、中国語、タイ語に対応しているので、海外からのお客さまもスムーズに対応できます。すでに台湾やタイ、シンガポール、マレーシアでは、国際的な高級ホテルチェーンから、ハイエンドホテル、独立系ホテル、ビジネスホテル、旅館まで、8000以上の客室に設置しています。
----AVAが日本のホテルにも、いよいよ導入されるそうですね。
この 3月、日本で初めて AVAを運用します。そのホテルは京都にオープンした「祇園エリートテラス」です。ハイエンド層をターゲットにした 38部屋のラグジュアリーなブティックホテルで、自然素材と京都のアートを感じる心地よい空間に、最新のテクノロジーを導入。それが、私たちが提供する AVAなのです。
台湾では今、AVAがとても有名になりました。多くのお客さまがAVAを導入しているホテルを利用し、その機能や活用方法に慣れてきたからです。日本市場にはまだ参入したばかりですが、すでにいくつかのホテルオーナーとの話が進んでいます。AVAでホテルのDX化をサポートすることで、より高いサービスを提供できるホテルが日本でも増えていくと自負しています。
----日本市場での今年の目標はいかがでしょうか? また、グローバル展開はどのようにお考えですか?
私たちは日本市場にも全力で取り組んでいきます。今年の目標は AVAを3000台導入すること。そして、日本のIPTV、PABX、PMSなど、他のホテル向けのテクノロジーとインテグレーションを行ない、スタッフの皆さんがシームレスでストレスのないオペレーションが行なえる環境を提供していきます。
一方、グローバル展開では、台湾やシンガポールを筆頭に、東南アジアで利用件数を驚異的に伸ばしています。ソリューション全体を提供できる弊社の強みから、アメリカ市場や中国市場など、グローバル市場を狙うチャンスも何度かやってくるでしょう。オーストラリアやイギリス、中東にも展開したいですね。特にサウジアラビアでビジネスに成功すれば、どこへ行ってもビジネスが成功すると考えています。
そして、AVAで複数の言語を使っていることを生かして、次の新しい製品も準備中です。自然言語理解(NLU)によってすべてのデータを分析し、管理システム(PMS)に取り入れたデバイスです。ホテルはもちろん、コールセンターなどの市場もさらに拡大していきたいです。
アイエロジャパン株式会社
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電話:080-7077-3851