- 福永 健司 プロフィール
余剰資金を使おう
投資というのは以前よりお伝えしている通り非常に重要である一方で、誤解を恐れずに言えば博打的な要素があります。ですから、生活費をはじめとした必要不可欠な資金を投資するのは危険です。中長期的な視点に立ち、自身のライフプランニング(例えばいつ結婚し、いつ子供が生まれ、いつ家を購入し、教育費はどうするか等の、確実ではないながらも人生のプランに沿った費用分配)を考えながら、そこで余剰になった資金を将来の蓄えの一助として投資をすることが肝要です。資金的に余裕があるからこそ、精神的にも余裕をもって投資活動をすることができるのです。
投資には、博打的な要素がある
しかし、それを誤って生活資金を投資に充当してしまう人がいます。そして、それが結果としてマイナスになってしまうと、精神的ゆとりどころか日々の生活すらもままならなくなり、負のスパイラルに陥ってしまうということも珍しい話ではありません。
ですから、「損失が出たとしても生活を脅かすものではない程度で行うべし」というのが先人達の経験則です。