時間とうまく付き合おう
景気に大きな波があるように、金融投資も不動産にも同じような波が存在します。例えば日本国内であれば80年代後半から90年代初期にあった名高き“バブル”景気。そしてその後の日本経済の停滞期を経てやってきた2005年から2008年前後までの“ハゲタカ”と形容された外資ファンドを中心とした攻勢によるホテル不動産投資の活況。そして、その後に訪れるリーマンショックなどなど。
このような時流に合わせ、株や外貨、あるいは不動産価値の変動が訪れ、一時に一気に投資をすると経済が悪い方に振れた際には時価が下がり、大きな損害を被ります。また、逆の場合は大きく利ざやを稼ぐことができます。
「ドルコスト平均法」という法則があります。景気変動のリスクを、時間をかけて小まめに投資することにより平均化し、結果としてリスクを最小化して利益を得る可能性を高めるという方法です。